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執筆者の写真szkbksk5

風景を愛でる


[A4サイズの印刷物6枚を二つ折りにして束ね、冊子を作った]

以前からデジタル写真のつかみどころのない不在感とどうつきあうか考えている。

モニターで映し出される写真が電源を落とすと消えてしまったり ネット上で無限に拡散してしまう、そういう不気味さのようなものとどうつきあうかという問題についてである。

デジタル写真の居場所をどうやったら確保できるのか、一つの方法は印刷物にすることだと思った。

映像を顔料のドットに置き換えること。

そうすることでインクがイメージを生み出す触媒になるからだ。

イメージが逃げ出せない装置というか そういう場所をこんな方法で作りたかった。


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