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『風景を愛でる』 日下部一司

更新日:7 日前

岐阜県 美濃加茂市の「美濃加茂市民ミュージアム」で個展をすることになりました。 ご高覧いただけましたら幸甚です。


美濃加茂市民ミュージアム 美術工芸展示室 2023年(令和5年)1月28日(土曜日)~2月26日(日曜日) 午前9時~午後5時月曜日休館(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/2022/2022_09.cfm ------------------------------------------------------  静止した姿勢で眼球を動かし見える視野は、垂直方向に約125°・水平方向に約200°だそうだ。人間の視野の角度は縦よりも横の方が広いので、横長の画面が見やすいとも言われる。多くのカメラが横長のファインダーを採用しているのもこうした理由からだろう。したがって縦長や正方形のファインダーは、人間工学的に抵抗感のあるかたちなのかもしれない。ともあれ、様々なアスペクト比で切り取る四角い眺めは人間の視覚ではない。それはカメラの眼であり、ファインダー越しに眺める矩形の世界である。   画用紙に、目に見える風景をすべて描き込むことはできない。画用紙からはみ出てしまうからだ。別の紙を繋げて描き続けることはできる。はみ出す風景を上にも下にも斜めにも描き足していくのだ。どんどん繋げていくと、おそらく大きな球体の中心に自分がいて、球の内側に描かれたその風景を眺めることになるのだろう。そこで、なんだ風景を描写することは自分の目の位置を確かめることだったのかと気付くことになる。   写真もそれと同じだ。したがって風景写真に何が写るのかといえば、対象と自分の位置関係だろう。こちらが少し動くと相手の様子が少し変わる。大きく動くと大きく変わるという単純なことだ。カメラで風景を記録しているつもりが、実は自分の場所を正確に写していた、ということだ。風景が私を見つめていたのである。(日下部一司)


昨日、28日から美濃加茂ミュージアムでの個展が始まった。

搬入・展示時に、十数枚用意したカラー写真を同時に展示するかどうか迷ったがやめることにした。

結局、当初の計画通り横一列・等間隔にだらだら並べることにしたら106枚並んだ。

来場者はこれら一枚一枚を順番に眺めると、きっと途中で厭きがくることになるだろう。

散歩中の風景のように、気になる風景だけを ちらっと見る・・・そういう感じの展示になったように思う。

2023/01/29


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