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ふくよかな視点


陶芸家の福岡彩子さんと二人展をすることになった。

二つの空間を別々に使用するので厳密には二人展ではないが、初めての会場なので どのような展示にしようかと考える。

展覧会場の[ 空櫁 ]はいわゆるホワイトキューブではない。

ゲルハルト・リヒターが「作品は役者だ」と言っていたことを思い出す。

そのことばには かねてより共感していて、展覧会のたびに意識する。

作品が、これまで演じたことのない新しい物語を作っていくような展覧会になったらいいな と思っている。

2019/11/30

(日下部一司)

[ふくよかな 視 点]

美術家と陶芸家 二人展

風景をなぞる。 同じ風景だけど 視点を変えると 見えてくる物語。 日下部一司さんは 日常の風景から 新しい世界を切り取る。 そして、私たちの心を やわらかくしてくれる。

いつの時代でも 色褪せることのない 軽やかでモダンなうつわを作る 福岡彩子さん。 作品を生み出す根本は「モノの見方」にある。 彼女が考えてきた様々なこと。

二人の〝ふくよかな視点”を ご高覧ください。

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日下部 一司 / 美術家

1953 岐阜県生まれ

1976 大阪芸術大学 芸術学部美術学科 版画専攻 卒業

日常生活を通しての視点や対象となる 物のあり方から、視覚の作用と認識(捉 え方)の問題に触れる作品を制作して きた。版画や写真・経年劣化した素材に よる立体作品等、様々な媒体と手法を 用いて発表を続けている。

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福岡 彩子 / 陶芸家

1966 大阪 堺市に生まれる

1989 同志社女子大学 家政学部家政学科卒業

2001 英国バーススパ大学 美術学部陶芸学科中退

彫刻家 福岡道雄を父に持ち、幼い頃 からアートに囲まれて育つ。様々な仕 事を経て陶芸を学ぶため渡英。帰国 後、作 陶 を 続 け る。作 品 づ く り に お い て日下部氏から影響を受ける。

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〒630-8301 奈良市高畑町1445-1

2019 /12 /19(木) 2020 /1/5(日) 12:00 -17:00

会期中休み

12 / 24(火)、25(水) 12 / 30(月)、31(火) 1 / 1( 水 )

年始は1/2(木)から営業して おりますが、2(木)と3(金) は専用駐車場をご利用いた だけません。

公共の交通機関 をご利用いただくか、お車は 近くのパーキングにお願いいたします。


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