
2月26日からの Oギャラリーeyes での7人展に参加します。
ご高覧いただけましたら幸甚です。
Still life-静物は沈黙を容認しない2024
大田原桜子
大野浩志
日下部一司
城愛音
俵萌子
中小路萌美
渡辺信明
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2024年2月26日(月)〜3月9日(土)
11時〜19時/土曜日は5時迄
Oギャラリーeyes
〒530-0047 大阪市北区西天満4-10-18石之ビル3F
TEL/FAX:06-6316-7703
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古代ローマ時代の壁画から起源をもつといわれている静物画は、西洋絵画の歴史の中で装飾的、宗教的な要求を経て、高度な写実から後の印象派やキュビズムといった絵画空間への分析を深める対象へと発展してきました。静物を対象とした作品は絵画に留まらず、写真や立体、現在では POV-Ray 等レイトレーシングソフト等をつかったデジタルアートまで幅を拡げています。
現実と虚構、豊かさと儚さ、光と影が交錯する静物画は、混乱と不透明さが増す現代において私たちの眼になにを映し出すでしょうか。
本展は静物を直截的に描写したものから、物の佇まいより人の気配を感受し体現を試みたもの、モチーフの形状や細部等を捉えながら作家の執着性が差し込まれた作品等、様々な観点から着手された静物画をご紹介します。(Oギャラリーeyes)
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机の上の水差しは単なる「水差し」だ。机上に置かれた物品を「静物」と認識するには観念的な視点が必要である。そこにあるそれをどのように解釈するか、おそらくそういう問題について静物画は問うのだ。静物は生活空間の中にあるが、静物絵画の空間は平面の中にある。いや概念の中にあるのかもしれない。
我々にとって空気のあるところが空間だということにしよう。しかし、金魚にとっての空間は水だ。ミミズにとっての空間は柔らかい土なのだろう。(日下部一司)
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