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日下部一司[風景を愛でる]

  • 執筆者の写真: szkbksk5
    szkbksk5
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

日下部一司[風景を愛でる]

2026年8月24日(月)ー9月6日(日曜日)

12時-19時(日曜日11時-16時)


Oギャラリー

東京都中央区銀座1丁目13-12 銀友ビル9F

電話 Tel&Fax 03-3567-7772

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展覧会のタイトルは「風景を愛でる」ですが、正確には「ファインダー越しの風景を愛でる」です。

いや、「支持体に定着されたファインダー越しの風景を愛でる」というのがより正確な気もします。

ここでいう支持体とは印画紙やアクリル板、展示用のフレームなど、写真を成り立たせている物理的な仕掛けといったらいいかもしれません。

要するに、見る・とらえる・手を加える・展示する、という一連の工程自体を愛でることです。

この展覧会ではデジタルカメラとフィルムカメラを使った写真を展示します。

以前からデジタル写真のつかみどころのない不在感とどうつきあうか考えてきました。

モニターで映し出される写真が電源を落とすと消えてしまったり、ネット上で無限に拡散してしまう、そういう不気味さのようなものとどうつきあうかという問題です。

デジタル写真の居場所をどうやったら確保できるのか、一つの方法は印刷物にすることでした。インクのドットに置き換えること。そうすることでインクがイメージを生み出す触媒になるからです。イメージが逃げ出せない装置というかそういう場所を作りたかった。

銀塩写真という約束の中に封じ込めることも一つの方法です。つまり、デジタルデータを銀塩写真として焼き付けることです。この方法で今回の展示作品は制作されています。

フィルム写真は現像から焼き付けまでの一連の作業を自分の手で行っていますが、極力手作業の痕跡を残そうと考えています。

モノクロームのフィルム写真は、幕末の頃の「横浜写真」や大正時代に流行した印画技術「雑巾掛け」にヒントを得ています。

このようなデジタルとアナログの双方から風景を愛でることが今回の展覧会の内容です。


 
 
 

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